TORQUE SKT-01の電池もち 3GとLTEの違い|android一記録

TORQUE SKT-01の電池もち 3GとLTEの違い

公開日: 2016年1月5日火曜日 android JB LTE skt-01 電池もち 電池持ち

 先日から特別価格であったこともあり京セラのスマホSKT-01をNTTXで買いました。こちらの機種は3G,LTE,GSMのマルチな電波がつかめる機種です。多くの電波がつかめる意味で面白い機種なのですが、いくつか不可解な点があったので記録しておきます。

 そのいくつかある不可解な点のうちの一つは「LTEと3Gとにおける電池もちが少しおかしい。」ということです。公式の取扱説明書を見ますと、その5Pにおいて3GのSIMを使って3Gの電波をつなぐ際にはモバイルネットワークモードを「3G/GSMに設定してください」との記載があります。

説明書に書かれた3Gのみに設定する方法















 私の持っているSIMはぷららLTEのものなのでLTEでも3Gでもどちらでも電波をつかめるものです。ですからためしに予備実験としてスマホの電源を満タンにした状態からネットワークモードを3G/GSMにした場合とLTE/3Gにした場合とで電池もちの挙動を単純に比較しました(図1)。すると明らかに前者の方が後者よりも電池の減りが大きいことが確認できました。(APNは3G→LTEに変えている。)
図1.黒線は切り替えたタイミング
























 これは予備テストとして行ったのでもう一度確認する意味で再実験してみました。



実験条件

SKT01の電池を満タンにしGPSON,BLUETOOTHはOFFでGmail(ver.4.7.1)を3アカウント、facebookmessenger(ver.2.2.3)を1アカウントを常に同期させ、電波のはいりが安定した動かない状態でネットワークモードを1)3G/GSMにしAPNを3Gにした場合と2)LTE/3GにしAPNをLTEにした場合とで経時における電池残量変化を見ました。



実験結果

1、ネットワークモードを「3G/GSM」に選択し、APNを3Gのものにする。


 すると1時間10分でおよそ7%の減りを確認できました。

2、ネットワークモードを「LTE/3G」に選択し、APNをLTEのものにする。

すると1時間10分でほぼ1%の電池の減りを確認できました。


 一般的にはLTEの電波をつかむ方が3Gの電波をつかむ場合よりも多くの電池を消費します。しかし今回の1.2の結果からすると一般則とは異なりネットワークモードを選択する場合3G/GSM+APN:3Gを選択するよりLTE/3G+APN:LTEを選択したほうが電池の持ちは良いといえます。



なぜ

はっきりとしたことはわかりませんがもしかすると3G/GSMの状態で3GのAPNにするとCSがGSMを掴みに行っている可能性も考えられます。

 アンドロイド端末に標準でついているサービスコマンド(*#*#4636#*#*)が通ればこの状態に対して何らかを確認できるのかもしれません。

 しかし残念ながら当該機種はソニーのxperiaとは違いアンドロイドのサービスコマンドは消されていて使えません。ですからこの状態への確認と改善は京セラ次第となります。







 ※ちなみにLTE/3Gの状態でAPNを3Gにしてみたところ電池の減り自体はLTEの場合とさほど差は無いのですが10分に一度ほど強制的に3Gが再接続されました(図2)。
図2.図1同様黒線は切り替えたタイミング
























 再接続している間は電話も当然つながりませんしIPも変わってしまうため、場合によってはネットワーク接続において問題が生ずるかもしれません。ですからネットワークモードをLTE/3G+APN:3Gはあまり使わないようにするほうが良い、と考えられます。(これもおかしな話ですけどね)


はwifiと3gの関係を示したいと思います。
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