Googleplay開発者サービスの設定変更で電池持ちを良くした話

公開日： 2018年5月28日月曜日 android KK xperia z 4.4.2 googleplay開発者サービス 電池もち 電池持ち

　最近めっきり携帯いじりの活動はしていなかったのですが、どうしても書いておかないといけないような気がしたので記事にしました。それは今回のタイトルにもあるように、そう、Google play開発者サービスの設定変更による電池持ちの改善についてです。

背景　最近の携帯と電池もち

　前回記事を書いてからしばらく、他の機種に変えたりしました。(Isw13ht,タブレットp,xperia ax,a,neo,nexus2012,2013,fonepad6)最も近々はxperia zを使っていたのですが、どうも気になることがあります。それは画面の大きさや電池の容量が大きいにも関わらず充電の頻度がやたら高いことについてです。

目的　どうしたいのか

　まあ私の持っている機種は比較的古いOSのものが多いですし電池もちの悪さはこんなもんなんかなあと思う一方で、驚異の電池持ちを誇るxperiaでさえも電池が「劣化してない」にも関わらずなぜかやたら「減り」が速いのは疑問に感じました。そこで設定を見直してみることにしました。使ったOSはandroid4.4.2のxperia zです。

　一部ではこのOSには欠陥があると言われております。そのせいで電池もちが悪くなるのなら4.4.4に上げちまうか。でもそれだとrootがとりにくくなるし、でもそもそも私の持っているFlashtoolが4.4.4のftfファイルを読みこまないってんで、4.4.2のまま開発者サービスの設定を見直すことにしました。すると大分電池持ちが改善し、常用できる状態になりました。

　本来はGoogle謹製のアプリを使わず、そしてplay開発者サービスのアプリを無効にすれ（実質消せ）ばよいのでしょうが、そうするとGmailが自動受信されなかったり、あるいは他のGoogleplay開発者サービスを使用するアプリが使えなくなかったりします。そしてたとえそれらを何とかしようとしても、おそらくいずれGoogleさんは開発者サービスを使うように言うてくるでしょう。ですからそこを逆手にとって、Googleplay開発者サービスを消すのではなく「あっても暴走させない」ようにすることを考えました。
　もっとも現在では「MicroGproject」というのがあって、Googleplay開発者サービスの代わりに案山子を使ってごまかす方法もあるにはあるにはあります。しかしこちらに書かれているようにいずれGoogleさんに対策されそうな予感がします。

　ですのであくまでGoogleplay開発者サービスを暴走させない方法を以下に２点記します。

実験方法　何をどうするか

 

1)端末のセキュリティと広告の設定の変更

①スパナマークの「設定」から「セキュリティ」「危機管理機能」から「端末を探す」のチェックボックスをタップし「レ」をはずす（上記写真）。
②ギアマークの「Google設定」から「広告」をタップ。「広告のパーソナライズを云々」にチェックボックスをタップし、「レ」を入れる。
③そして次にスパナマークの「設定」から「ストレージ」「キャッシュデータ」をタップしてキャッシュデータを削除「OK」で再起動する。

2)Google設定のセキュリティ設定の変更

①ギアマークの「Google設定」から「セキュリティ」をタップし、「端末を探す」をタップ。ONのチェックボックスをタップしOFFにする。なんか注意書が出るのでOKかなんかを押す。
②さらにギアマークの「Google設定」から「セキュリティ」をタップし、「Googleplayプロテクト」をタップする。そして「端末をスキャンして云々」のチェックボックスをタップしチェックを外す。

実験結果　検証

　n=1なのでこれがすべてと言うわけではありませんが、少なくとも今回の設定を変えただけで体感的に端末が熱を持たず、電池の持ちが良くなった気がしました。
　実際下記のように開発者サービスの電池使用量が減り、これまで3.8時間で7%減ってた(1.8%/h)電池が、3.9時間で5%しか減らなくなり(1.28%/h)ました。（使用アプリや明るさなどはすべて同じです）

→

　これをもとに、他の機種でも応用することができるかもしれません。

　なお、端末はgoogleを介して探さんでも電話をかければどこにあるかわかりますし、Googleplayのセキュリティは確かに心強くはあるけども、もともとandroidはlinuxなのでセキュリティなんてもんはあってもなくても変わらんと思ってます。し、それにGoogleplayを介さず入れてるアプリもありますし。
　なんでしばらくはこれでなんとかやっていこうと思ってます。


追記：もう一度バッテリー残量を確認しました。

するとほぼ同程度の時間で同程度の電池減量（1.28%/h）を確認しました。



＜19/2/23追記＞
　どうも最近携帯が半日くらいで電池切れになることが多く、そろそろ電池のへたりかなと思っていたのですが、調べたところグーグルプレイ開発者サービスの電池使用量が大きかったため、その関連でネットの記事を調べてみました。
　すると「位置情報」にある「ロケーション記録がＯＮの状態」だと電池もちが悪くなるという記事を目にしました。そこでこちらのサイトに書かれているような手順でＯＦＦにしたところ電池もちの改善がなされたようでした。
　昨年の5月以降特にこれと言ってロケーション情報などはいじっていないため、恐らくグーグルさんが「好意で」ロケーション記録をオンにしてくれたようですが、その「ご好意」のおかげで電池持ちが悪くなってしまったら、せっかくのサービスも提供することが出来ずに末転倒になるような気がします。